『リノベーションのきっかけ』
お子様の子育てがひと段落したのを機に、もともとお住まいだったマンションをかっこよくしたいとの想いからリノベーションを決めたお客様。収納を増やしながらも空間を広く使えるようにしたいとの要望がありました。また、お仕事の都合上ご夫婦の生活パターンが異なるので、双方にとって暮らしやすい家づくりを目指していました。加えて、キッチンやお風呂といった水まわりを一新したいとのご希望もあり、マンションのフルリノベーションがスタートしました。
『マンションは収納が少ない?』
マンションは収納が少ないとよく耳にしますが、本当でしょうか?実際、一軒家と比べてみると面積が限られている分収納に割けるスペースが限られているように感じますよね。でも、あきらめてしまってはもったいない!収納スペースは作ることができるんです。今回はまず、いちばん長い時間を過ごすLDKの収納にシステム収納のキュビオスを採用、テレビや電話といった家電や、食器、雑貨などをスッキリ収納できるようになりました。この収納の対面には作りつけの本棚とカウンターを設置し、大量の本を収納できるようにしました。狭い空間に収納を確保するとともに、収納もインテリアの一部にすることで空間全体の雰囲気を壊さないように工夫しています。
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高級感が漂う収納スペース。散らかりがちなくつろぎスペースもスッキリまとまる。
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天井までめいっぱいスペースを使った本棚とカウンター。ライフスタイルに合わせた使い方が可能に。
『リノベーションいちばんの魅力は、無駄をとことんを抑えられること』
マンションリノベーションの良いところは、無駄なスペースを有効活用できてなおかつ予算を抑えられること。工事面積が限られている分、空間を最大限に使うことができます。また、デザイン性を重視しても使用する素材を工夫することで費用を抑えることができ、好きな空間をつくることが可能です。
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裸足でリラックスできるよう、寝室はカーペットに。
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インテリアも重要なポイント。赤のソファーを主軸として、落ち着いた雰囲気に仕上げた。
『使う人に合わせて印象が変えられるリノベーション』
今回のお客様も子ども部屋にはロフトベッドをオリジナルで作成し、ロフトの下を収納にすることで収納量を確保しました。また、リビングダイニング・廊下・寝室・子ども部屋の床を切り替えることで、工事費用を削減するとともに、それぞれの床の質感を楽しむことができる空間が完成。加えて、キッチンの床は大理石調のハードフロアにしたことで、水にも強くなり、空間に立体感がうまれました。
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子ども部屋のロフトベッド。大容量の収納で無駄がない。
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床材を高級感がでる大理石調のハードフロアに。