『リノベーションのきっかけ』
「子どもが4人いると、アパートだと窮屈だなぁ」と感じていたK様。もともと住んでいたアパートの近くで家族みんながゆったりと暮らせる広々とした一軒家を探し始めました。そんな時、子どもたちが成長しても家族みんなが寛げるほどの広さがある中古物件を見つけました。しかし床や窓のサッシが傷んでいる部分があり、子どもたちがこの床の上を走り回ったり、寝転んで遊んだりすることを考えると心配になったそうです。そこで物件の購入と同時にリノベーションすることも決意されました。
『K様からのご要望』
購入した中古物件は築23年でキッチンなどの住宅設備が古く、建物自体の老朽化が進んでいました。古くなっているところをしっかり修繕し、子どもたちにとって安全な家にしたいと考えていました。
また、アパートに住んでいた時によくダイニングやリビングに物が置きっぱなしになってしまう状態が続いたそうです。片づけても片づけても、家の中が散らかっていく悩みを解決したいと考えていたK様ご夫婦。大人数の家族の物がしっかり収納でき、いつでもすっきり片付いている住まいにしたいというご要望もありました。
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リノベーション前の傷んだ床。
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新しくフローリングを張り直し清潔感のある床。
『家族みんなが寛げる空間作り』
ゆったりと家族団らんができるリビングにするために、充実した収納スペースを設けて散らかりにくい空間を目指しました。キッチンの隣のストックルームをはじめ、玄関や洗面室など多くの場所に収納スペースを設けました。充実した収納スペースがあるため、ダイニングやリビングに物が出しっぱなしの状態が減り、『とりあえず物をぎゅうぎゅうに入れていく収納』から『いつでもすっと物を取り出せて片づけられる収納』が出来るようになり、子どもたちも遊び終わった後のおもちゃを率先して片づけるようなったそうです。

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広々とした開放感のあるリビング。
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家族全員分の靴やスポーツ用品、外用の掃除道具が収納できる玄関収納。
『家事に割く時間を減らし、ゆとりのある暮らしをする実現する工夫』
家族が多いと料理や洗濯など一つ一つの家事に時間がかかってしまい、自分の趣味や家族と過ごす時間を取れないと悩んでいた奥様。そこで家事を効率的に行うことができるようにプランニングを進めました。キッチンとダイニングの距離を縮めて出来た料理をすぐ配膳できるようにしたり、大人数の家族の食器や鍋などが一気に洗えるミーレの大型食洗器を選定したりすることで家事の時短ができるようにしました。こうして家事を時短したことで奥様がお子様の宿題を見てあげたり、自分の趣味に没頭したり、充実した時間を過ごせるようになったと笑顔で語ってくださいました。
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完成した料理をすぐ配膳できるダイニング。
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十分な作業スペースも確保し、ゆったりと家事ができるキッチン。