リノベーションのきっかけ
築47年の戸建ては、各部屋が個室に分かれている作りになっていた為、使い勝手の良い大きなLDKにしたいと考えたK様ご家族。奥様はピアノを弾くことがご趣味で、音楽を身近に感じることができる環境で子育てをしていきたいという想いから、リノベーションで❝自分たちらしい暮らしができる住まい❞をつくることを決意されました。「音楽を奏でるようなやさしく心地よい空間」をコンセプトに、K様ご家族のリノベーションがスタートしました。
音楽で彩られる家族と過ごす時間
使い勝手の良い大きなLDKで、家族との時間をゆっくり過ごしたいと考えていたK様ご家族。分かれていたリビングと台所を繋げ、広く開放的なLDKにしました。お子様がもう少し大きくなったらピアノを置く予定だということで、リビングはピアノを置くためのスペースを考え十分なゆとりを持たせました。死角となる壁や柱等がないので、キッチンからはリビングで遊んでいるお子様にいつでも目が届きます。広々としたLDKになったことで、調理中やみんなで食卓を囲む時、リビングでくつろぐひと時など、いつでも大好きな音楽を聴きながら家族そろって過ごす時間を、以前より楽しめるようになったという奥様。壁には、黒アクリルや鉄バンド線で五線譜の装飾を施し、日々の生活の中で音楽を身近なものとして感じることができる空間となりました。「子どもがもう少し大きくなってピアノを置くようになったら、たくさんの曲を弾いて聴かせてあげたいです。音楽の楽しさを感じてもらいながら成長していってほしいですね」と子育ての楽しみがいっそう増えたご様子でした。
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将来はピアノの音色が響き渡るリビングに。
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キッチンからはリビング全体を見渡せることができます。
家族との距離が近いキッチン
まだお子様が小さいこともあり、できるだけ効率的に作業したい、とお考えだった奥様。キッチンとダイニングテーブルが隣り合っているので、調理をしてから配膳、片付けまでをスムーズに行うことができるようになりました。調理中、ダイニングテーブルは作業台にもなるので、これからお子様が大きくなり一緒に調理をするときにも便利です。キッチンとダイニングテーブルの距離が近いことで、調理をしながらお子様を見守ったり、家事をしながら帰宅したK様と会話をしたりと、ダイニングが単なる食事の場ではなく、家族みんながお互いをいつでも感じられる大切なコミュニケーションの場となりました。
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快適な動線で、効率よく家事が進みます。
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調味料などを入れられるスペースを設け、いつでもスッキリ。
素材感を感じるナチュラルな住空間
デザインはK様ご要望の、長く過ごしても疲れない素材感を感じるナチュラルテイストに。木の質感を空間のアクセントにするため、壁一面をクロスではなくラワン合板で仕上げました。フローリングやカウンター、家具など木の素材感を活かし、柔らかであたたかみのある落ち着いた雰囲気になりました。見た目にも心にもやさしいテイストで、いつまでも飽きの来ない住空間です。リノベーションによって、築47年の戸建てがK様ご家族の理想とする「音楽を奏でるようなやさしく心地よい」住まいへと生まれ変わりました。「とても居心地のいいLDKになって、ここで子育てをしていくのが楽しみになりました。家族みんなでピアノを弾いたり、音楽をもっと楽しんでいきたいです」と笑顔で語ってくださいました。
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木の素材感を活かした、あたたかい印象の空間。
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やさしい光に包まれるLDK。