リノベーション事例Renovation Case

#03

扉を開けたら私の好きな世界が広がる
プライベート満喫リノベーション

福島県須賀川市 S様邸
住居者構成:ひとり暮らし(女性)
物件種別: マンション
Taste / SLOW CAFE

実は365リノベのスタッフでもあるSさん。自らが企画に携わっていく中で
「こんな場所で自分も暮らしたい!」
とマンションリノベーションを決意。
“いつか理想の空間に出会ったら使おう”そう考えて集めてきたモノたちが居場所を見つけた空間で、今回は、担当したプランナーと共にリノベに対する想いを伺った。

マンションリノベーションを選んだきっかけは何だったんですか?

以前から好きなモノに囲まれて暮らしたいなっていう憧れはあったんです。ただ、それをどうすれば実現できるのかが分からなかっただけで。
もともとはアパート暮らしだったんですが、何かと手狭に感じていた部分があったり、床の色が気に入らなかったり(笑)。そんな時に仕事で365リノベの企画に携わらせてもらって、マンションリノベーションの良さを知っていくうちに、自分もこんな空間で暮らしたい!っていう想いが強くなっていったのがきっかけでした。

マンション購入、実際のところ不安はなかったんですか?

もちろんありましたよ。本当にマンションを買ってしまっていいのかなって。ちょうど私の世代って、結婚とか仕事とか、いろいろなしがらみがあるし、そこにプラスして私の場合はマンションを買うっていう意志を両親に伝える怖さがありました。あるとき、365リノベの不動産スタッフに話だけでも聞いてみようと思い相談したんです。そこで初めて、ローンを組むことを考えたら借入をするには少し時期が遅いということを知りました。この瞬間に“いつかは買いたい”から“今すぐ買わなければ”に考えが変わった気がします。
そして、もし今後このマンションを手放すことがあったら「その時は時間がかかっても必ず売りますから」と言ってくれた不動産スタッフの言葉が最終的には私の背中を押してくれました。
実際住んでみると、月々の返済も前のアパートの家賃以下に収まっているし、アパートと比べて何よりキッチンとかお風呂が広い!毎日ストレスが減って、しかもそれが一生自分のモノだと思うと、もっと早く決断すれば良かったと思いました。今もし決断ができない人がいるなら、絶対に早く決めた方が良いと言いたいですね。

  • ずっと憧れていた大きなダイニングテーブルは、友人を招いてのパーティーにぴったり。このスペースでパンをこねたり裁縫をしたりするのも楽しみだという。

  • 「以前の自分と比べて、今の自分は"生活すること"が上手くなっている気がする。プライベートと仕事にメリハリをつけられるようになったこのタイミングだったから、決断ができた」と振り返る。

実際に理想の空間で生活をしてみて、何か変化はありましたか?

ちょっと恥ずかしい話なんですけど、缶ビールをコップに注いで飲むようになりました(笑)。アパートに住んでた時は気にせず缶のまま飲んでたんですけど、それじゃこの空間に似合わないなと感じて。欲を言えば、缶ビールじゃなくてハートランドとかの方がこの空間には似合うなってまで思うようになりました(笑)。それから、これはまだ住んで日が浅いからかもしれないですが、自分の家が素敵すぎて毎日ドキドキするんです。ドラマとか映画のセットの中にいるような感覚。ずっと憧れていたことがようやく叶ったって想いもあるけど、これを機にもっとこの空間に合う暮らしをしていきたいなとも思うようになりました。
マンションリノベーションをすると決めたとき、どんなライフスタイルを目指したいか、自分なりに改めて考えてみたんです。そこで出た答えは、“70歳になってもキレイで品のあるおばあちゃん”。ちょっと先を見すぎかもしれないですけど、そういうおばあちゃんってきっと若い頃から暮らし自体を楽しんでいて、四季折々の季節感を大切にしているんじゃないかと思って。自分の好きな空間で好きなことをして、ときめくものに囲まれた暮らしを続けることが、その人自身をつくり上げていくんじゃないかって考えたんです。

  • 多灯吊りに憧れていたというSさん。ダイニングの照明は異なる3つの形で、白い壁にぼんやり映される光の影が空間を演出してくれる。

  • 玄関を入ってすぐ正面にリビング&ダイニングスペース、左側にはトイレ・洗面台・お風呂などの水回り設備があり、さらにその奥にはベッドルームが位置している。部屋と部屋を行き来できるような、回遊性のある間取りが特徴的。

担当プランナーの想い「住む人が本当はどんな暮らしをしたいのか、想像した」

まわりを見てみると「おしゃれな暮らしがしたいけど、どうすればいいのか分からない」って人が多い気がするんです。どんな間取りにするか、何を置くかももちろん大切ですが、まず“そこに住まう人が本当はどういう生活をしたいのか”想像を膨らませる時間が必要だと思っています。普段生活をする中で、どんな瞬間にときめくか?とか。
例えば、お皿にチーズとサラダをいい感じに盛ったとしても、それだけではダメ。そこに胡椒が散らばっていたり、オリーブオイルがかかっていたりするのにキュンキュンしてしまう、そこまで想像するんです。家に入ってすぐ扉越しに見えるリビングの風景、窓を開けたときにお気に入りのカーテンが風に吹かれる瞬間、そういうシチュエーションを「ここにはキュンキュンするポイントはあるかな、どうかな?」って想像する。そんなポイントをあちこちに散りばめた家をつくるからこそ、自分にフィットする空間になっていく。Sさんにも、この空間に合うライフスタイルをこれから先、送っていって欲しいと思いますね。

  • ”まずは、そこに住む人のことをよく知ることが重要”というプランナー。「キッチンに立った時も、ソファに居る時も、好きなモノが常に見えている生活じゃなければ、本当の意味で満足はできない。」と語る。

  • Sさんお気に入りのFABRICIAのカーテン。風が通りやすい間取りということあって、今の季節は窓を開けて過ごすこともしばしば。フォトジェニックな風景も魅力的。

My Favoriteお気に入り

  • 毎日の料理も楽しみのひとつに。

  • サブウェイタイルが敷き詰められたキッチン。
    普段使いのグラスもオブジェのようだ。

  • Sさんが集めた小物は
    その素材ごとにディスプレイされている。

  • リビングと寝室の間にあるガラスの引き戸は、毎日をドラマチックに彩ってくれる。

  • 家事をすることが幸せに感じる空間。

  • モンステラグリーンがあるのも
    丁寧な暮らしならでは。

  • キッチンからも自分の好きな風景が見渡せる。

  • リノベーションに伴って新調したというソファ。早くも空間にフィットしている。

  • 玄関には飾り棚があり、お気に入りたちが来る人を出迎えてくれる。

  • 各部屋には"見せる収納"のテクニックが散りばめられている。

  • しっかりと収納スペースが確保された洗面台。

  • 広々したトイレにも、Sさんお気に入りのブラックのアイアンが。

Floor Plan間取り図

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