リノベーション事例Renovation Case

＃92

福島市　平屋への減築で実現した、心地よく暮らせるシンプルライフ

福島市　О様
住居者構成：家族（大人２人）
Taste / JAPANESE MODERN

築40年の戸建てを『夫婦ふたりとインコが安心して快適に過ごせる住まい』にするためにリノベーションを決意されたО様ご夫婦。平屋への減築リノベーションにより、シンプルな生活の中で協力し合う時間や楽しい時間を共有し、夫婦のコミュニケーションが広がる理想の住まいを手に入れました。

リノベーションのきっかけ

築40年の戸建ての耐震性に不安を感じたО様ご夫婦は、2階部分を減築し、1階だけで生活できるようにしたいと考えました。平屋への減築リノベーションを通じて『耐震性や断熱性を向上させ、夫婦とペットのインコとの暮らしを快適なものにしたい』『ご主人の書斎をつくりたい』という想いを叶えるためのプランニングが始まりました。

平屋で広がる夫婦のコミュニケーション

2階建てだった戸建てを平屋へ減築し、耐震性と断熱性を強化しました。独立していたキッチンは、奥様のご希望通り明るく開放感のあるLDKに。キッチンから浴室、洗面所と続く間取りになっているため、毎日の洗濯や掃除もスムーズに進められます。「ひとつのフロアで生活することで、家事や生活の動線がシンプルになってお互いに協力しやすくなりました」と家事を通じた会話やちょっとしたコミュニケーションが増えたそうです。
また、ペットのインコがゲージの中ではなく家の中で自由に過ごせるようにしたい、というО様ご夫婦の想いを叶えるために、各所に収納スペースを設け、余計なものを置かずインコがストレスなく安全に飛べる空間をつくりました。ご夫婦で協力してインコのお世話をしたり、一緒に遊んだりと楽しい時間を共有する機会が増え、ふたりの日常がさらに充実した生活となりました。

キッチンからお部屋全体を見渡せ、お互いに声がかけやすい空間に。
収納もたっぷりで、使いやすいキッチン。

ご夫婦それぞれの落ち着ける居場所

ご主人ご要望の書斎は、寝室の隣に設置しました。ベッドスペースとの間には格子を取り付け、書斎スペースを緩やかにゾーニングしています。奥様が先にお休みになった後も、カーテンで仕切ることでご主人が気兼ねなく読書や調べものに集中できる環境が整いました。また、本棚の隣には奥様がゆっくりお化粧や身支度をするパーソナルスペースを設け、ご夫婦それぞれがリフレッシュできる自分だけの居場所が完成しました。

書斎スペースのカーテンを閉めれば半個室のように使えます。
ダウンライトが彩る奥様のパーソナルスペース。

北欧テイストのあたたかみを感じる空間

明るいながらも落ち着いたテイストがお好みだったО様ご夫婦のために、ジャパニーズモダンの雰囲気を残しつつ北欧テイストを取り入れて、あたたかみのある落ち着いた空間に仕上げました。家具は角に丸みを帯びたウッド素材のものを選定し、ナチュラルでやさしい雰囲気と調和しています。
「もっと早くリノベーションすればよかったと思うくらい、毎日が快適で感動しています。家族もペットも、毎日家の中で楽しく生活しています。自分たちの理想を実現していただき、本当にありがとうございました」とО様ご夫婦からお喜びの声をいただきました。