この事例をもとに
リノベの相談
場所:福島・郡山リノベスタジオ
これまで賃貸で生活しており、自分のものではないものにお金を払うのが勿体ないと感じでいていたE様。30歳を目前に自分へのご褒美もかねて中古マンションを購入し、インテリアも全て新しく揃えて思い描いた暮らしをリノベーションで叶えようと決めました。
自分のこだわりと好きをつめ込んだ、唯一無二の大人雰囲気の空間をどのように作り上げていったのしょうか。
毎月の賃貸料を支払うより、中古マンションを低価格で購入し、自分の好きなテイストにリノベーションをして住みたいと思ったE様。
特に今まで住んでいた賃貸は住宅設備の使い勝手が悪く、床や内装の色が好みではなかったこと。間取りで暮らしやすさが変わると感じ、ありきたりな間取りや個性が無い住まいではなく、髄所に“自分らしさを出せればいいな”との思いから365リノベでリノベーションをすることに決めたそうです。
E様の好みはインダストリアルな雰囲気とすこし大人な雰囲気の、色味が濃く落ち着いた印象の空間とのこと。間取りは使い勝手を優先し、広々と使えるワンルームのような空間をご希望されていました。浴室サイズも0.75坪と狭かったため、戸建住宅で標準的なサイズの1坪にし、ゆったりと入浴したいとのことでした。居室空間の収納は最低限にして玄関に大きめのクロークを設置。内装のデザインに合わせて家具も全て一新。マンションの平坦になりがちな空間に段差をつけて立体的な空間の仕上がりにしたい、と明確なビジョンをお持ちでした。
トーンを抑えた落ち着きある空間。
空間に高さを持たせたキッチンスペース。
インダストリアルが好みとのことで、天井はコンクリートをむき出しにし鉄管の電気配線をあえて見せることで、インダストリアルの無機質な特徴を強くしました。
壁ごとにモノトーンで濃淡をつけて変化を出し、一部分に木毛セメント板を使用したことで、天井と同じ色味ながら表情の違いをつけて面白味を作りました。
E様とどうしたら“自分らしさ”がより出せるか相談し、リビングと寝室の間仕切り壁にタイルを取り入れました。柄ありと無しを組み合わせランダムなモザイク模様を演出。
無彩色とダークな色合いの組み合わせで、少し高級感ある雰囲気に仕上がりました。
リビングは友達を呼んだり、くつろいだりする場にしたいとのことで、寝室にワークスペースを設けました。解放感を出すために間仕切りは途中で切り、光を柔らかく通す布で区切ることで安らぎの雰囲気を出しています。
落ち着いた雰囲気のインダストリアル。
コンクリートに質感を出し表情を変化。
世界に一つしかない自分だけの空間に仕上がって満足です。リビングと寝室の間仕切り壁に使用したアクセントの"思い切ったタイルの柄"も気に入っています。
インダストリアルの男らしい雰囲気に高級感がプラスされ、これから年を重ねるごとに、もっと“自分らしさ”が加わる楽しみが持てました。
アクセントのモザイクタイル。
くつろぐ居室と別に設けることで集中できるワークスペース。
くつろぐのに人気なカウチソファー。
天井の配管を利用して取り付けた照明。
奥まったキッチンも灯り取りの窓で明るく。
洗面室も使いやすさの中にこだわりを。
広く明るいシュークローク。
空間を優しく区切る。
場所:福島・郡山リノベスタジオ
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