この事例をもとに
リノベの相談
場所:福島・郡山リノベスタジオ
『マンションをリノベーションする』という住まい方がメジャーになりつつある今。E様ご家族の場合、これまで転勤族でなかなか自分好みの家づくりが出来なかった奥様に、最高の空間を作ってあげたいとの旦那様の想いから新たな家づくりが始まりました。
もともとマンションに住んでいたE様。はじめは、同じマンション内でリフォームをする人が増えてきたということでご来店いただきました。
話を聞いてみると、これまで転勤族でなかなか自分好みの家づくりが出来なかったということで、この機会に奥様好みの空間にリノベーションをしたいとのことでした。加えて、デザイン面だけではなく窓際の結露によるカビや、古く暗い印象の空間を変えたいとのお話がありました。
奥様のオーダーは”可愛すぎないフレンチテイスト”。フレンチの要素を取り入れながらも、飽きのこないデザインを希望されていました。
リノベーションはリフォームとは少し違って、デザイン性で+αの付加価値をつけることができます。
今までよりも住みやすく、毎日の生活をより楽しくするための手段です。
今回E様のご要望は大きく分けて3つ。
・湿気の対策をして快適な空間にしたい
・奥様好みのデザインで空間をまとめたい
・広々としたリビングと充実した収納が欲しい
さて、築27年のマンションはどのように変わったのでしょうか?
LDKの隣には、扉で仕切られたもう一つのお部屋が。
扉を開けるとさらに広く空間を使うことができる。
マンションのお悩みで意外と多いのが”湿気”。E様もお悩みの一つとして挙げていた部分です。一戸建ての家とは違い風の通り道の確保が難しいため、梅雨の時期は特にジメジメしてしまいます。
そこでE様の家では、各部屋に「エコカラット」を使用したそうです。エコカラットとは壁材のひとつで、湿気を吸い取ってくれる優れもの。また、機能面だけでなく様々なデザインがあるので
空間づくりに役立ちます。E様の家の壁にも、インテリアに合わせて落ち着きのある柄のエコカラットをチョイス。シャビーカラーの家具との相性もばっちりです。
アーチがかわいいパントリー。キッチンの隣に配置することで、空間がいつもスッキリ片付く。
壁には機能性の高いエコカラットを。
もう一つ解決したい悩み「結露によるカビ」を解決するために、見えない部分である壁の断熱・気密性の確保に力を入れました。
断熱材と気密シートを施したことで、結露と寒さ対策を行いました。また、もともとついていた二重サッシを新しいものに交換したことで、より断熱効果が高まりました。
空間全体の断熱の効果が高くなることで、カーテンを開けての生活がストレスではなくなります。気持ちよくカーテンを開けることができると、部屋に光が差し込み、明るい室内になります。
リノベーションで、心身ともに住みやすい空間が完成しました。
LDKに隣り合う部屋。自由度の高いスペースだ。
作業スペースと収納が十分なキッチンからは、くつろぎスペースが見渡せる。
奥行のあるLDK。
リビングスペースにはロータイプのソファを置くことで天井の高さが際立つ。
キッチンの腰壁にニッチをつけて遊び心を。
奥様が好む大人かわいいフレンチテイストには、色味の合うインテリアが必須。
高さの低いインテリアを配置することで、空間を広く見せることができる。
場所:福島・郡山リノベスタジオ
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