リノベーションのきっかけ
ライフスタイルの変化で家の中での過ごし方が部屋ごとになり、一緒に過ごす時間が減ってしまった事がリノベーションのきっかけでした。
広い空間の中でお互いがそれぞれの事をしていても存在を感じ、様子が分かる事でコミュニケーションが取れるようにしたい。ONとOFFを切り替えられるようテレビとソファーの周りはゆったりとさせ、寛いで楽しみたいとの要望がありました。
コンセプトとプランニング
I様の住まいに対するコンセプトは「癒しを感じる空間」。木が持つ天然の優しい色合いと肌触りにこだわりたいことと、家事が負担にならない家事動線でした。
コンセプトと要望を合わせ、広い空間の中でリビングとキッチンダイニングは区切るようなデザインに。ダイニングテーブル側の壁に板を通しワークスペースを設けました。壁に向かう事で視線を感じることがなく集中して仕事ができます。さらにキッチンを対面にする事で背中合わせになり、お互いの作業は気にならず、リビングとのコミュニケーションは取りやすくなっています。
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内装を統一して落ち着きある雰囲気の空間。
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天井に木材を施したダイニングキッチン。
リノベーションの工夫
ワークスペースの前には有孔ボードを設け大事なメモやお気に入りの写真、思い出を貼ったり、ちょっとした物を掛ける事も。食事やティータイムに眺めながら会話が弾みます。
キッチンには内装と合わせた収納を設け、見た目も物もすっきりとさせました。食器だけでなく仕事の書類をしまったりストック品を収納したりと、全てがここで完結するので家事が楽になります。
又、家のどこからでも出入りができるようドアを設け動線を良くしました。帰宅した時や家事をする際の動きに合わせ自由に出入りができ、回遊がしやすい配置になっています。
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ワークスペースを専用に設けることで居住スペースはすっきり。
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それぞれの場所から出入りがしやすい動線。
光あふれる住まい
リビングの壁側とキッチンの背面には、日差しがふんだんに入り込むように窓を施しました。明るくなるだけでなく、窓を開けて風を感じながら仕事や趣味の時間をリラックスして気持良く快適に過ごす事ができます。ブラインドなので外からの視線を気にすることなく、窓辺に椅子を置いて読書にふけるのにもぴったりです。
落ち着いた雰囲気の中、家族それぞれが一緒の時を過ごせる住まいになりました。
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リビングの壁には大きな掃き出し窓。
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明るい日差しが入るキッチン。
