【福島・郡山スタッフブログ】ケンちゃんの建築用語集 ~巾木編~
皆さんごきげんよう。
突然始まりました。
ケンちゃんの建築用語のコーナーです。
本日取り上げるのは、巾木(はばき)です。
「巾木って何?」私もその一人でした!
巾木
巾木とは、壁と床の取り合い部分に取り付ける部材のことです。
無くてもよさそうな部材ですが、取り付ける理由は大きく2つあります。
★1つ目は、壁と床の隙間を隠す役割があります。
図のように、大工さんは壁と床の間にわざと隙間を設けています。
これは、ぴったりと隙間なく施工するのが難しいこともありますが、
壁や床を温度や湿度で伸縮する無垢材を使った場合などは、“逃げしろ”を設けることで
床鳴りやたわみを防ぐことができるのです。
巾木がないと、この隙間にゴミが溜まったり、隙間風が入ったりしてしまいます。
★2つ目は、汚れから壁を守ることです。
みなさんも経験がおありでしょうが、床の隅は掃除機、モップや雑巾がぶつかったりするところです。
巾木がないと、壁の下の部分が意外と汚れたり、衝撃で傷んだりします。
巾木はこうしたダメージから壁紙や塗り壁を守ってくれるのです。
カラーコーディネートですが、最近は巾木の色を壁に合わせて白にするケース多いのですが、
汚れを気にされる場合は、フローリングに合わせるなど着色されたもののほうが、傷や汚れは目立ちにくいです。
本日は巾木について書いてみました。
普段見てもあまり気にしない部分だと思いますが、
部屋のインテリアとしても重要な役割を担っています。
リノベーションする際は、こういった細部にまでこだわるのも醍醐味ですね!
次回は「廻り縁」についてです!
お楽しみに!
ウフフフフ
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