リノベーション事例Renovation Case

#49

夫婦2人の憧れを詰め込んだ空間！
ホテルライクなシンプルリノベーション

福島県石川郡　Y様
住居者構成：夫婦
物件種別：戸建て
Taste / SIMPLE

結婚を機にご主人のご実家をリノベーションして住まうことにしたＹ様ご夫婦。
築50年以上経過した住まいを、デザイン面・機能面共に現代のライフスタイルに合ったものに生まれ変わらせたことで、ホテルのような非日常空間を叶えることができました。

『リノベーションのきっかけ』

Y様は結婚を機に、奥様との新生活の場としてご実家をリノベーションして住まうことを検討していました。築年数が古い住まいは、既存のキッチンやトイレといった住宅設備機器が古く使い勝手が悪いこと、生活動線が悪いこと、夏は暑く冬は寒いこと、日中でも室内が暗いことなど、多くの悩みを抱えていたそうです。

『Y様のご要望』

元々の住まいは天井が低く圧迫感を感じるような空間だったため、リノベーション後は広々と開放感のあるLDKにしたいとのご要望がありました。また、キッチンやトイレといった水廻り設備を最新のものにし、さらにキッチンに関しては奥様より「憧れていた対面式キッチンにしたい」かつ「ホテルのような非日常的で、高級感と清潔感のある空間にしたい」とのご要望があり、プランニングを進めていきました。

ホテルのスイートルームの一室のようなデザイン。
窓装飾はシンプルなブラインドで統一。

『コンテストで全国1位を獲得したプランニングのポイント』

Y様ご夫婦のお話を伺った上で、理想とされていた海外の事例なども参考にプランニングを進めていきました。
既存の住まいは広さは十分あったものの、各部屋ごとに壁や押し入れで区切られた間取りだったため、効率の悪い生活動線となっていました。そこで、隣接する和室2間とバルコニーの一部をリビングに取り込むことで、Y様の理想とする開放的なLDKを確保することにしました。
また、ホテルのように高級感があり非日常的な空間に仕上げるため、空間におけるライン（窓枠やキッチンの笠木など）を意識して素材を選定していきました。家具や内装に関しても、色合いをグレー・ホワイト・ブラックの3色に絞ることで空間に統一感が生まれ、より上質な空間に仕上がりました。

このリノベーション事例は、昨年行われた『TDYリモデルスマイル作品コンテストーテーマ別部門「憧れの暮らしをかなえるリモデル」』にて、全国1位を受賞しました。

ラインを意識したつくりで洗練された空間を演出。
ダウンライトを天井に埋め込み、天井高を確保したLDK。

『Y様からの感想』

家具や家電までこだわり色を統一したので、イメージ通りの空間に仕上がりました。新しい住まいをSNSにアップしたところ、知り合いからの問い合わせが多数あり、自慢の家になりました。大きな窓を設けたことで、室内が明るくなったのはもちろんのこと、外ののどかな田園の景色が大きな絵画のようで、より開放感を感じることが出来ます。各部屋までの動線もすっきりしたので、使い勝手がよい住まいになりました。