リノベの教科書Textbook of renovation
リノベーション, 物件
2019.03.05

年収300万円の私が中古物件×リノベーションしてみた【連載③】

アラフォー女子家を買う

連載第1回目では私が中古マンションのリノベーションをしようと思い立った経緯を,第2回目では物件探しについてお話しました。まだ読んでいない方はコチラ→『【連載①】年収300万円の私が中古物件×リノベーションしてみた
まだ読んでいない方はコチラ→『【連載②】年収300万円の私が中古物件×リノベーションしてみた

連載3回目の今回は「いよいよマンション購入、決断の時」と題して、「決める」ことについてあれこれ実体験を語りたいと思います。決めることが苦手で優柔不断な私が、どのようにしてマンション購入を「決めた」のか。つつみ隠さずお伝えします。

「今、決めてください!」そう言われた私は…

物件選びのポイントを整理し、あてはまる物件が見つかった!とテンションが上がっているときに、急に「決断のとき」がやってきました。決断の時それは、「購入申込書」へのサインです。

購入申込書とは…簡単に言うと「この物件私、買います!だから私より遅く購入申込書を出した人は、私の後に並んで私の決断を待っていてくださいね。」というもの。

もちろん、購入申込書にサインする=物件購入にはなりませんが、サインをすること=いよいよ私本当にマンション買っちゃうよ?いいの?本当に?リアルにマンション購入の決断、迫れているぞ、いいの?いいの?

と迷いが出てしまい、いきなり崖から突き落とされた気分でした。笑  しかもそんなの聞いてない!流れを把握していない自分が悪いのですが、

私「今決めないといけないの?」

不動産の担当者「はい。本当にこの物件が良いなら、今決めるのがベストですよ。」

何度も言っている通り、私「決めること」が苦手です。アラフォーになるのに何を言ってるんだと自分でも恥ずかしくなりますが。そんな私にとって“購入申込書にサインをする”ということは、とっても勇気がいることでした。

ローンって借りられるの?

アラフォー女子家を買う

中古マンション探しを始めたときに、不動産スタッフからまず勧められたのが「ローン事前審査」でした。「ローン事前審査」とは、年収や勤続年数、債務状況などが調べられ、いくらのローンが組めるかを事前に審査するものです。

私の場合は、物件は決まっていないタイミングでしたが、アラフォーになるので資金計画を優先させてくれた不動産スタッフの粋な計らいだったと思います。

この審査を受けるときに、最初に感じた「おっリアルにマンション購入の決断を迫られているな」の感覚。そう、決めることが苦手なせいか、迫られてると感じてしまうんですよ。自分で決めたのに、リアルに話が進むと、勝手に迫れてられると感じてしまう、そんな弱い自分にも気づかされましたね。と話がズレたので戻します。

この「ローン事前審査」のサインをする際もある種、「決断のとき」だったと思います。いよいよリアルに「マンション購入」について決めたときとだったと言いますか。その時に、「あ、私マンション買うんだ、ちゃんと両親にも伝えないといけないな・・・」と思ったことを今でもハッキリ覚えています。

私、マンション買います!

アラフォー女子家を買う

私の「中古マンションリノベーション」の中でも、両親に「マンション買う」ことを伝えるというのが、なかなかのネックでした。私は三姉妹の末っ子で姉二人は既に結婚をして家を出ている状況でした。つまり、両親が私に家を継いで欲しいということは薄々気づいていました。なので、私の中で「マンション買う=家は継ぎません!結婚も今はしません!」宣言なのです。しかし、ここは避けては通れません。今の正直な気持ちを伝えるべく、まずは味方になってくれるであろう母に言ってみました。母のリアクションは思いの外あっさりしており、伝えた翌週にはどこで見つけてきたのか他社で行っている「中古マンションリノベーション見学会」のイベントに母の方から誘ってくれました。母、グッジョブです。父を連れ出し、両親とそのイベントに行ってみたところ、父のリアクションが予想外の良さで。「これからの時代、この家の買い方が主流になるかもしれないね。自分たちも老後のことを考えるとマンション住まいの方がいいのかも。」なんて、好意的でした。その流れで、「いつかではなく今買うことがベスト」であることを伝え、両親からもあっさり賛成されたのでした。

今思うと、反対されるだろうなと思っていたのは、家を継がないこと、結婚しないことへの罪悪感からだったのかもしれません。自分で決めたことなのに、自分自身で納得していないことだったんだなと気づくことができました。

私、決めました!

アラフォー女子家を買う

話は「購入申込書」のサインに戻ります。崖から突き落とされた私に、不動産スタッフから救いの一言が。

「他の人にこのマンションとられてもいいんですか?佐藤さんから良いと思っているなら、きっと他の人も良いと思いますよ。」

背中を押してくれる一言でした。そう、実際に1回目に内覧をしに行ったマンションが、内覧した1週間後には既に売約になっていた事実もありました。確かに賃貸アパートを借りる時も、そんな体験をしていたのを思い出しました。

「私は、あのマンションに住むんだ!素敵な住まいをつくるんだ!」

と迷いから抜け出すことができ、内覧当日に「購入申込書」にサインをする決断をしたのでした。

決めるとき

こうしていくつもの決断が積み重なり“マンションを買う”という大きな決断ができたのだと感じています。自分で考え、自分で決めることが自分の中で重要であるからこそ、そこから逃げたくなるのだとも気づきました。自分で決めたら自分で責任を負わないといけないですからね。それが怖いんだと思います。しかし、今回自身の「中古マンションリノベーション」を通して、私の人生において「自分で決めた」ということが「自信」につながったことであることは間違いありません。

今回のこと以外にも「決める」ことは他にもたくさんありましたが、今回はここまで。次回は、いよいよマンション売買契約について語ります。

 

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