リノベの教科書Textbook of renovation
リノベーション, 物件
2018.12.17

年収300万円の私が中古物件×リノベーションしてみた【連載②】

連載第1回目では私が中古マンションのリノベーションをしようと思い立った経緯をお話しました。仙台のリノベーションモデルルームをみて、「こんな暮らしがしたい」という思いを持ったのがきっかけでした。まだ読んでいない方はコチラ→『【連載①】年収300万円の私が中古物件×リノベーションしてみた


連載2話目の今回は、「物件探し」について語ります。これからずっと暮らす家となるマンション。立地や眺望に管理体制やご近所付き合いなど様々な条件が・・・決めることが苦手なわたしにとってこの「物件探し」は悩みポイントでした。そんなわたしの「物件探し」について、どこに悩み、どう解決したかを今回はお伝えしていきます。

自分が物件探しで「大切にしているもの」を整理してみよう

前回の記事のとおり、「いつかこんな暮らしがしたい」を実現するために「いま」動くことを決めたわたし。まずは、某有名企業の不動産ポータルサイトでなんとなーく物件探しを始めました。合わせてその間、自社の不動産事業部スタッフにも良さそうな物件があったら教えてもらうように声をかけておきました。


とは言うものの、なかなか「この物件だ!」という中古マンションに出会うことができずにいました。今思うとそれもそのはず私は、物件探しにおいて自分が求めている条件がそもそも分かっていなかったのです。ポータルサイトを見てみても、どんな物件を検索をすればいいのかが分かりませんでした…。

当時ぼんやりと考えていた条件はこんな感じです。


・建物自体は一戸建てはなく中古マンション

・一人暮らしなので広さはそんなにいらない(具体的な平米数までは考えず)

・会社からなるべく近くがいいな(住みたい地域までは絞れていない)

・内装はリノベーションするからどうでもよい

・もちろん費用は抑えたいからお得な物件に越したことはない


こんな感じで始まった物件探しだったので、今考えるとピンとくる物件に出会えなかったのも当然の結果です。

リノベ物件の内覧はリノベ工事担当者も同行するべし!

一応物件に求める優先順位は少なからずあったのですが、自分の中で優先順位の高い「会社から近い」という条件をベースに物件探しをしてみると、そもそも地方なのでマンション自体が多くないことに気づきました。


また、先に書いた通り内装はリノベーションするからどうでもいいと思いながらも365リノベのプロジェクトを通して、リノベーションに「向いている中古マンション」と「向いてない中古マンション」があるということを知った私は、さらにどの物件が良いのか迷子状態になっていました。


そんな時、自社の不動産スタッフからいくつか物件をピックアップしたとの連絡があり、早速内覧に行ってみることに!そこで、紹介される物件がリノベーションに向いているかどうか…「ポイントは理解できるけれど実際自分が見ても分からないな」と思い、社内のリノベーション経験者に実際に内覧についてきてもらうようにお願いしてみました。


1回目は会社の隣の市にある中古マンションを3件見せてもらうことに。3件とも2階、3階の物件ですでに居住者はおらずガラーンとした部屋で、中を見てもなんだか自分が暮らしているシーンが想像がつきませんでした。そんな中リノベーション経験者のスタッフはテキパキと台所の流し下の配管や、浴室の点検口を開けリノベーション向きかどうか細かくチェックしていました。主役のわたしはというと、ベランダからの外の景色を眺めている始末!一緒に同行してくれたスタッフは、きっとこんなポイントを見ていたんだと思います。


3件内覧をしてみたのですが、正直どこもピンとは来ませんでした。


その後、2回目の内覧に行くことに。今回は会社のある市内の築40年・居住中の1LDK1階のお部屋。築40年ということもあり、外観や共有スペースの廊下や階段はお世辞にも綺麗とは言えない物件。中に入ってみると、居住中のため荷物がたくさん。またもやテキパキと仕事をするスタッフ。「この中古マンションなら多分今ある壁が壊せるから、広いワンルームにもできるよ」とのことでした。


でも、このとき私は「見た感じけっこう古いしな…しかも管理体制が他と比べて悪そうだな…。」と、少し不安になってしまいました。

やっと分かった!自分が求めていた中古マンション

モヤモヤしていた私は、一通り内覧した物件のメリットデメリット、いま思い浮かべられる条件を書き出して整理してみました。

書き出してみてハッとしました。そもそもわたしは、「中古マンション」が欲しいのではなく、「リノベーションをした先の自分らしい暮らし」が欲しいんだった!いろいろな中古マンションを見ていくうちに、目的を見失っていたのです。「納得のいくリノベーションができること」がマンション選びの最大の条件に気づいたため、後は優先順位の高い順から絞り込むだけでした。


そんな中、2回目に見た中古マンションの最上階にも売りがでたと連絡がありました。早速、不動産スタッフに手配をしてもらい、内覧することに。最上階の部屋の窓際に立ったときに、「毎日朝起きたときにこの景色が見られるのはテンション上がる!私が求めていた中古マンションって、これだったんだ」とピンときました。自分の中で「眺めが良いところ」という条件があったことにそもそも気づいていませんでした。


「せっかくマンションに住むからには、一戸建てでは味わえない眺めが良いところ」がわたしの中古マンション選びの最後のポイントだったのです。低階層から高層階の内覧を経て、ようやく自分が求めている家が見えたのです。

物件選びにはやっぱり内覧しないとね!

求める条件がすでに分かっている方は、そこを軸に探して、しっかり見てください。見ることで、さらに自分が求めているポイントにも気づくかもしれません。求める条件がまだぼんやりしている方は、とにかく色々見て、ここは良い、嫌だなと整理してみてください。きっと自分が求める条件が見えてくると思います。わたしは、内覧した物件を比較することで、自分の譲れない条件を見つけることができました!もちろんリノベーション向きの中古マンションかどうかは、リノベーションのプロにお任せしても良いポイントだと思います。


ちなみに自社のリノベーションのプロがおすすめする物件はこちら!

仙台で一押しのリノベーション向け物件

さて、ようやくここかなと答えが見えてきた物件探しですが、ここからがまた困った展開に!次回は、いよいよ「中古マンション購入編」をお送りします。なかなか一筋縄ではいかない私の実録をお楽しみに!

 

 

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