リノベの教科書Textbook of renovation
リノベーション
2022.04.25

「建て替え」と「戸建てリノベーション」の 費用徹底比較

住まいのリニューアルを考えたときに選択肢として出てくるのが、「建て替え」と「リノベーション」ではないでしょうか?
自分にはどっちがあっているのだろうという方に向けて、戸建てリノベーションと建て替えを徹底比較していきます。

戸建てリノベーションと建て替えの違い

両者を比較する前に、それぞれの言葉の定義を確認していきましょう。

リノベーションとは

ここでのリノベーションは柱や梁、基礎などといった構造部分を残して、部分的な改築や修繕を行うことを指します。「この部分はそこまで傷んでいないから手は付けず、LDKを中心に改築をしよう」など、部分的に手を付けられるのがリノベーションの魅力です。

建て替えとは

建て替えは、イメージがつきやすいと思いますが、言葉通り「一度家全体を解体し、更地の状態から立て直すこと」を指します。

それぞれのメリットデメリットを見てみよう

建て替えにするか、リノベーションにするか「迷っている」という人は、まずはそれぞれの特徴を把握する必要があります。自身の要望に優先順位をつけるためにも、メリットとデメリットを見てみましょう。

リノベーション

【メリット】比較的工期が短い

建て替えの場合、基礎まで壊さなければならない上に、地盤調査や土地改良が必要になる場合もあります。そうなるとおのずと工期が延びるということは予想できますよね。リノベーションの場合は、解体をしてみて、躯体が手直しが必要な状態であれば補修なども必要になりますが、基本的には大規模なリノベーションでも躯体を残して行うことになるため、建て替えに比べて工期の縮めることが可能です。

【メリット】費用を抑えられる

上記のとおり、リノベーションは基本的に基礎から上の部分に手を付けていきます。建て替えと比べて工事範囲が限られることから、解体処分費や材料費などをおさえられるため、工事価格を抑えられます。また、予算に合わせたリノベーションも可能です。「今回はこの部屋とこの部屋を」ということが可能ですので、資金面でも無理せずに、住まいの改善が可能。

さらに、工事の内容によっては補助金や減税を受けられる場合があります。耐震や省エネなど所得税の減税対象になることもあります。ただし、申請しないと受けられないものですので、お住まいの地域の自治体でそのような制度があるかを確認し、申請を行いましょう。

【メリット】長年の思い出が詰まった家をそのまま新しく

長年住んだお家には思い入れがあるはず。現在の家に対する愛着が強い人は、このメリットを大きく感じられるでしょう。


【デメリット】思い通りの間取りにならない可能性

リノベーションの場合、既存の構造体の利用が前提になります。壊せない壁や抜けない柱などが出てきた場合は希望の間取りに設計できないということも。
解体をしてみないとわからないものもあるので、臨機応変な対応が必要なることもあります。

【デメリット】想定よりも高くなる場合も

リノベーションの場合、壊してみて判明することもあるため、もともと算出された金額よりも高くなることがあります。白アリの被害や腐食による躯体の交換などが、この例です。築年数が古ければ古いほど注意が必要になります。

次に建て替えを見てみましょう。

建て替え

【メリット】完全に理想の住まいにできる

ゼロから家を建て始めるので、制限なく要望を詰め込むことができます。間取りやデザイン、住まいの性能、すべて自由です。「完全に理想の家」ときくとワクワクしますね。


【デメリット】費用が高くなる

十分に予算がある場合は問題になりませんが、それなりの予算が必要になります。既存の家の解体処分費や確認申請の費用など、建物代だけでなくさまざまな付帯工事費と諸経費が発生します。

費用を比較してみよう

特に気になるところかと思いますが、費用を見ていきましょう。

30坪のリノベーションの場合

30坪のリノベーションの場合、坪単価で45万円~60万円/坪が相場となっております。
なので、約1,350万円~1,800万円となりそうです。


40坪のリノベーションの場合

30坪のリノベーションの場合、坪単価で40万円~53万/坪が相場となっております。
なので、約1,600万円~2,120万円となりそうです。


30坪の建て替え

建物本体の工事費用は、約1,800万円~2,200万円が相場となっているようです。
これに解体費用や諸経費がかかるため、30坪の建て替えの場合は約2,500万円~程度になりそうです。


40坪の建て替え

建物本体の工事費用は、約2,500万円~2,800万円となっているようです。
30坪と同様に算出すると約3,500万円~となりそうです。

365リノベのリノベーションは

ここで弊社、365リノベの戸建てリノベーションプランを見てみましょう。

プラン内容

リノベーションを比較するうえでプラン内容の把握は必要不可欠です。
仮にA社とB社のリノベーション会社を比較するとします。A社からは600万、B社からは1000万の見積もりをもらいました。
費用だけで比較すると、「A社が安いからA社にしよう!」となりますが、A社は大幅な間取り変更はせず、内装設備のみを入れ替えと必要最低限の設備入れ替えのプラン。
対してB社は自由に間取り変更ができ、希望の設備がコミコミのプラン。
内容を見ずに金額だけで会社を選ぶと、希望の間取りや生活にならないなんてこともなくはありません。
ですので、まずはどのようなプランかを確認しましょう。

365リノベの戸建てプランは、LDKを中心としたリノベーションです。LDKの自由な間取り変更や内装・設備の入れ替えはもちろん、外装の塗装や収納、LDK周りの断熱性能のアップまで含んだプランです。※詳しくはこちら
さらに選べる70万円分の家具がついてきて、理想のお部屋にぐっと近づけることができるプランとなっています。

365リノベの費用

気になる費用ですが、365リノベは床面積100㎡で価格908万円(税込 998.8万円)をベースに床面積に応じた定額制のリノベーションです。
ですので、30坪ですと約904万円(税抜)、40坪だと約1036万円(税抜)となります。

まとめ

上記内容を表にまとめました。

建て替え リノベーション 365リノベ
メリット ・完全に理想の新しい住まいにできる ・比較的工期が短い
・費用を抑えられる
・長年の思い出が詰まった家をそのまま新しく
デメリット ・費用が高くなる ・思い通りの間取りにならない可能性
・想定よりも高くなる場合も
プラン内容 会社・相談内容による 会社・相談内容による ・LDKの自由な間取り変更
・内装・設備の入れ替え
・外装の塗装
・2倍の収納量
・LDK周りの断熱性能のアップ
・選べる6テイスト
・70万円分の選べる家具付
相場・費用(30坪の場合) 約2,500万円~(内容により異なる) 約1,350万円~1,800万円(内容により異なる) 約904万円

※相場・費用はプラン内容により異なる

いかがでしたでしょうか?「建て替え」と「戸建てリノベーション」のそれぞれの特徴を把握できたでしょうか?「建て替え」と「戸建てリノベーション」を比べてみてリノベーションに興味を持った方は、ぜひ、365リノベの戸建てリノベをご検討ください。より詳しい365リノベの戸建てリノベーションプランはこちらから

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