リノベの教科書Textbook of renovation
費用
2016.12.18

中古住宅+リノベーション
~低コストで理想の住まいを手に入れる~

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マイホーム購入は人生で一番大きな買い物です。だからこそ、理想の住まいを手に入れたいと誰もが願っていると思います。

しかし、いざ住宅を購入しようと具体的に検討をはじめると、多くの人が理想の住まいを手に入れることの難しさに気づかされます。自分の要望を叶えようとすると、コストがどんどん膨らんでしまうことがよくあるのです。

結果的に、実現したいと思っていたデザインや、取り付けたいと思っていた住宅設備機器を諦めなければならないというケースが少なくありません。

それでは、理想の住まいを低コストで手に入れる方法はないのでしょうか。
その方法はタイトルにもある中古住宅+リノベーションという方法です。

中古住宅と聞くと、あまりいいイメージはないかもしれません。でもそこにリノベーションをくっつけることで、実は無限の可能性を秘めているということをご存じですか?

リノベーションをよく知らない、というあなたに、中古住宅+リノベーションの魅力をたっぷりとお伝えします。


リフォームとリノベーションの違い


リフォームとリノベーションは、同じような意味に感じますが、具体的に何が違うの?と思われる方が多いのではないでしょうか。最近この二つの言葉の使い分けは非常に曖昧になりつつあり、明確な線引きはされにくくなってきていますが、その定義について触れておきます。

「リフォーム」とは、既存の建物の目に見える場所を部分的に修理、修繕すること。あるいは壊れた部分のみを修繕することの意味合が強く、出来るだけ新築の状態に近づけることです。

そして「リノベーション」とは、既存の建物の構造はそのままにし、必要なところと不要なところを区別して、欠点を個性に変え大規模な改修を行うこと。新築の状態に戻すことではなく、「古いところは古いままに、それっぽくデザインの一部として取り入れ、新しい価値を吹き込む」。それがリノベーションです。つまりリノベーションは、必要なところはそのまま残した上で自分のライフスタイルを反映させるため、より理想とする住まいへと近づけることが出来ます。


「新築」と「中古住宅+リノベーション」どっちがいいの?


「マイホーム購入は新築がいいの?中古住宅がいいの?」こんな話を最近よく耳にします。その答えはどのようなライフスタイルを送りたいのかで変わってきます。

一般的に家を建てる場合、好みのハウスメーカーを選ぶ事が多いでしょう。ハウスメーカーの家づくりは、オーダーメイドではなく、標準の一般的な間取り、内装の素材や設備などもあらかじめ決められた物から選ぶ事が多く、それ以外の間取りや仕様を選ぶと標準外ということで、要望に応えられない場合が多いのです。

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もし要望に応えられたとしても、図面を書くのに設計士に依頼しなければならない、資材を別に取り寄せなければならないと言う理由から高い追加料金が発生します。

ハウスメーカーは決められた間取り、同じ仕様の家を高品質で大量に作るのは得意ですが、オーダーメイドは苦手なのです。そしてハウスメーカーでは、こういう要望を叶える間取りは「特殊」と判断されます。しかも、手間がかかり儲けが少なくなるため、極力阻止しようと高く見積るのです。

一方、中古住宅×リノベーションはどうでしょうか?中古住宅はすでにある建物を利用するため、建物にかかるコストが安くすみます。しかも!リノベーションのメリットは、使える所はそのまま使うので、自分がこだわりたい所に自由に予算を集中させることができるのです。

そして建物にかかる費用を抑えることができると、新築では手が届きそうにもなかった仕様や設備機器を入れる事や、新築では諦めかけていたエリアの土地も視野に入れることが可能にもなります。

≪まとめ≫

  • ■一般的な万人受けする家、同じ図面を使い大量生産されている家でいい人⇒ハウスメーカー
  • ■自分のライフスタイルにこだわった家を安く欲しい人⇒中古住宅+リノベーション

ということになるようです!


知っておきたい!中古住宅選びの注意点とは?


では実際にリノベーションをする事を前提として中古住宅を選ぶとしたら、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

建物は

  1. 「スケルトン」と呼ばれる柱・梁・床などの構造躯体
  2. 「インフィル」と呼ばれる間仕切り壁・仕上げ材・様々な設備など

に分けて考えられます。

長持ちする家は、スケルトン部分がしっかりしていることが重要になります。つまりスケルトンがしっかりしていれば、どうせリノベーションをするので、インフィル部分は多少ボロボロでも構わないということです。インフィル部分が古いと、印象が悪いので安く購入でき、その分リノベーション費用に回すことも可能です。

例えばスケルトンもインフィル部分も状態がいいと物件価格が高くなってしまい、そこにリノベーション費用を加えるとかなり高額になってしまいます。このような物件はリノベーションには向いていないのです。つまり躯体部分はしっかりしているけど内装がボロボロな物件がお勧めです。このような物件を磨けば光る「お宝物件」と呼びます。

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しかし一般の人には、なかなか躯体部分の状態は見抜けないのが現状です。そこで一つの目安になるのが、昭和56年以降に建てられた建物かどうかということです。

なぜ昭和56年かというと、その年にそれまでの耐震基準が大きく改正され、新耐震基準が誕生した年だからです。それまでの基準では震度5程度の地震に耐えられる規定でしたが、新耐震基準では震度6強以上の地震でも倒れない住宅となりました。

ですからまずは、昭和56年以降に建てられたかどうかを注意して選んでください。それでも心配な場合は、リノベーションを頼むリフォーム専門店や住宅診断をしてくれるホームインスペクターに診断を依頼するといいでしょう。


中古住宅購入にはお得な制度がたくさん!


実はあまり知られてはいませんが、中古住宅購入にはいくつかお得な制度がありますので紹介したいと思います。

①消費税

現在消費税は8%で今後10%に引き上げられる可能性があります。高額な住宅購入に課せられる消費税はかなりの額になります。しかし中古住宅購入には消費税が課せられない場合があります。消費税とは、事業者から物やサービスを提供するときに課せられるものですが、中古住宅購入の場合は売主(家の持ち主)が個人であるケースが大半を占めます。個人から買う場合は消費税が課せられないのです。

②すまい給付金


すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設した制度です。消費税率8%時は、収入額の目安が510万円以下の方を対象に最大30万円、10%時は収入額の目安が775万円以下の方を対象に最大50万円を給付するものです。ただし売主が宅地建物取引業者であることが条件です。つまり消費税が課せられる場合が条件になります。

③住宅ローン控除


住宅ローン減税は、住宅ローンを利用して住宅を取得した人に対し、年末のローン残高の一定割合の範囲で税金が軽減される制度のことです。その減税は居住開始年から10年間にわたって受けることができます。

その他にもリノベーションをする時に規定の条件を満たすと、自治体から助成金が貰えることがあります。これは各自治体によって異なりますので、お住まいの地域の自治体に問い合わせるか、工事をお願いするリフォーム会社に聞いて下さい。


マイホーム選びに中古住宅という賢い選択肢を!

 

日本の住宅事情を振り返ってみると、マイホーム購入は新築が一般的で、同じような間取り仕様やデザイン、広さの建物が大量に作られてきました。今までの家族構成は夫婦2人、子供2人の4人家族が大多数でしたから、同じ家、同じ間取りでも問題なかったのです。

しかし今はライフスタイルが多様化し、家族構成も色々なかたちの家族が増えています。また自分達の価値観や個性も大切にする時代にもなりました。そんな時代に、自分達のライフスタイルに合った家を安く手に入れるため、マイホーム選びに中古住宅+リノベーションという選択肢を加えてみてはいかがでしょうか?

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