事例・実例
2017.07.24

【事例】話題の”中古マンション×リノベーション”を解説!

中古マンション×リノベーションが流行り出し、自分だけの理想のマイホームを持つ方が増えてきました。

突然ですが、従来の日本には”家を持つ=新築”という概念が強く根付いています。この“新築の住まい“を求めた結果、今日本中で人が住んでいない「空き家」が目立つようになってきました。

また戸建てはもとよりアパートやマンション等(賃貸も含む)の「共同住宅」と呼ばれる住まいの空き家も増えているのが現状です。そこで、近年日本では増えすぎた空き家を有効活用する動きが高まっており、その1つとして”空き家となった中古マンションを購入しリノベーションを施すことで新築のような住まいにする”ことが、流行りの理由です。

とはいえ、中古マンションは所詮中古なんでしょ?家って人生の中で最も大きな買い物って言われているのに誰かが住んだところになんて住みたくないなぁ・・・。と考えるのは、日本人の性です。

これが、もし仮に中古マンションをリノベーションして「新築のような自分好みの住空間」を「新築よりも予算をかけずに」手に入れられるとしたら、とっても魅力的じゃありませんか?今回は、近年流行りつつある中古マンション×リノベーションについて事例を元に解説をしていきます!

そもそも中古マンションにおける「リノベーション」の位置づけとは?

まずはじめに「リノベーション」を分かりやすく説明すると・・・

【すでに建っている住居に割と大規模な改修を取り入れて、機能や性能をアップさせることによりそれまでとは異なる、付加価値のついた住まいへと変化させること】

そして、ここで言っている大規模なリノベーションとは

  • ・間取りの変更(既存の内装等を一旦全て取り、骨組みだけのスケルトンの状態から作ります)
  • ・水廻り、電気設備の変更

等のことです。(必ずしも全ての中古マンションで可能なリノベーションというわけではありません。マンションの構造や築年数、規約により行えない改修もあるので注意が必要です。)

単に古くなったり壊れたりした部分を直して元通りにするのではなく(これはリフォームと呼ばれるもの)、一人一人のライフスタイルに合わせて過ごしやすい住まいへ作り替えるのが“リノベーション“というわけです。

中古マンションをリノベーションするのは

  • ・戸建ほど大きな住まいは必要ない
  • ・予算をしっかり決めている

方にとって、まさにぴったりな住まいの手に入れ方と言えます。

【事例①】コスパ◎!築41年のマンションが今どきのスタイルに大変身!


工事前は「中古マンションのイメージといえばこんな感じ」に正しく当てはまる物件。築41年のマンションということで、内装も全体的にやや古めですね。そして、何より日の光が入りにくい!
ちなみに、お風呂はこんな感じ↓


比較的きれいな方ですが、浴槽は小さめで床がタイルなので冬の寒さが心配です。
この物件をリノベーションすると、今どきのスタイリッシュなマンションに大変身!

では、具体的にどのようなリノベーションを行ったのでしょうか?
図面を見ながら解説していきます。

【Before】

【After】

もともとは和室3部屋+洋室1部屋の作りだったところを、
和室と洋室の壁を抜いて1部屋にしたことで広々とした開放的な空間に。
窓の数は変わっていませんが、玄関から入ったときに日の光が入りやすい造りになりました。

ところで、予算内でデザイン性の高いリノベーションができた理由はどこにあるのでしょうか?

〇ポイント1

面積を多く占めるスペース(リビング・寝室)の天井は、あえてマンション既存のコンクリート素材を生かしたデザインにすることで内装のコストダウンが実現

〇ポイント2

リビングに隣接する寝室は床材を変えてメリハリをつけ大人な空間に仕上げた

〇ポイント3

水廻り(キッチンや洗面台)は予算内でデザイン性重視の造作に

こだわる部分はこだわり、抑えたい部分は予算重視の材料を使用したり、
既存の素材を生かすことでコスパが良くデザイン性の高い自分好みの空間が叶いました。

【事例②】築年数が浅くても、 こだわりをちりばめた自分好みのLDKに

最近できた築年数の浅いマンションでも、より住みやすく、自分らしい住まいにしたい!とリノベーションをする方も少なくありません。

築15年のこちらのマンションは、購入の段階で内装もリフォームされていてあとは家具を入れたら住める状態でした。
ただし、何か物足りない・・・せっかく住むのなら、自分の好きなテイストに造り替えたい!とリノベーションを行うことに。
長く住むことも想定して、飽きのこないナチュラルテイストに生まれ変わった部屋がこちら



水色の壁やタイルを敷き詰めたキッチン、リビングの入口にはおしゃれな飾り棚等遊び心も入った空間になりました。こちらも図面を見ていきましょう。

【Before】

【After】

もともと床の間がついた和室と洋室を合わせて1部屋にしたことで広々としたLDKになりました。
ひと昔前の間取りだと、日本らしく和室が2~3部屋あるのがスタンダードでしたが、近頃は部屋の数が多ければいいというわけではなくなってきました。
使い道が無く物置になるよりは、空間を最大限に有効活用できた方がいいですよね。

リノベーション、良いと思いませんか?

いかがでしたか?
中古マンションに対してマイナスなイメージしかなかった方も、もしかすると納得のいく自分好みの住まいを手に入れられるチャンスかもしれません。

まずは物件を探すところから始めてみましょう。
失敗しないためには、リノベーションを依頼する業者選びも重要なポイントになってきます。
“新築“だけじゃない新しい住まいの形で素敵な暮らしを手に入れて下さいね。

 
相談予約受付中!
リノベーションや不動産のこと相談してみませんか?今なら相談予約でQUOカード3000円分プレゼント!

中古マンション×リノベーションについて相談しよう!

相談予約はこちら