『リノベーションのきっかけ』
四半世紀が経過した住まいを、リノベーションでより居心地の良い空間に変化させたいというご要望がありました。独立したキッチンと、2間の和室からなるLDK空間を、ライフスタイルの変化に合わせて作り変えたいと考えていました。デザイン面ではシンプルなスタイルが好みのN様のご要望に沿うよう、空間自体を飾りすぎないプランニングを提案。デザイン性はもちろん、動きやすい動線、心地よさを感じる仕上がりを追求したリノベーションを目指しました。
『デザインのこだわり』
ホワイト×グレー×ブラックと言った、モダンなカラーを組み合わせてシンプルに仕上げました。今回のリノベーションでは、あえて異素材や柄など余計な装飾を用いることなく、これからN様ご家族が、好きなモノを好きなように取り入れて暮らしを楽しんでいけるような仕上がりを意識しました。
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リビングの窓につけられたバーチカルブラインドがより上質な空間を演出。
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繋がりを感じつつも空間ごとに区切られたLDK。
『プライベートが守られた住まい』
N様の住まいはリビングのテレビ背面の壁(階段)で目線を遮る形で、お風呂とトイレのスペースが配置されています。壁や扉で仕切らずに回遊できる間取りになっていますが、プライベートはきちんと確保されているのでストレスを感じることなく毎日の生活が送れます。
玄関から一直線にトイレ、洗面室、キッチンと毎日使う水廻りスペースが配置されているので、部屋を出たり入ったりすることなく日々の生活を送ることができるようになりました。

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窓から光の差し込む室内。
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キッチンの並びには洗面室とトイレが。階段で仕切られておりプライベートも確保される。
『壁で仕切らない間取り』
回遊できる間取りにはなっているものの、リビング、ダイニング、キッチンと、ブースごとに囲まれるような安心感のある間取り構成になっているので、空間にもメリハリが生まれます。
さらに、各スペースにはパントリーやクローゼットを新たに設けたことで、空間を有効活用でき散らかりづらく毎日の片づけも楽になる工夫が施されています。
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余計な装飾が無く、調和のとれたダイニングキッチン。
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キッチンの背面には扉で仕切られたパントリーが。